ご訪問ありがとうございます。
せっかくの3連休なのに雨模様ですね。
そして、この急激な寒さ!
慌てて衣替えをした方も多いのでは。
私は持っている服がすごく少ないので、
衣替えはラクなほうかと思います。
年齢を重ねてからは、
似合う服を探すのもほんっとに大変なので、
もう服を増やしたいとは思っていません。
今ある服を着倒していこうと思っています。
代わりに、買うなら小物類やインナーにして、
満足度を上げていきたいなと。
最近、化粧ポーチとハンドタオルを
ちょっといいのに買い換えて、
ホクホクしております。

さて。
衣替えに関して、私の体験談をひとつ。
それは娘の制服のブレザーについて。
袖がどうにも短くなってしまい、
気を付け姿勢でも、袖口からワイシャツが丸見え。
成長期のお子さんにはあるあるですよね。
娘は3年生なので、
あと少し我慢すれば、とも考えましたが、
これから受験や卒業式があるのに
ツンツルテンの袖では確かによろしくない。
私が直す事も考えたのですが、
訳あって、きちんとお直し屋さんへ出すことにしました。
「訳あって」というのは、
娘の中学は、『制服お譲り制度』が
とても充実していて、
PTAで着なくなった制服を集め、超格安で販売、
代々お下がりを着ていくという文化があるんです。
ママ友同士でのお下がりも当たり前。
娘は、スカートとベストは夏物も冬物もタダでもらい、
ブレザーだけ販売会で買いました。
なんと700円!笑
制服代700円というのは、あり得ない安さです。
しかも一流テーラーの仕立てだったんですよ。
娘の学校は、普段はジャージで、
制服は行事とテスト期間しか着ないという、
特殊な文化なので、新調するなんて勿体ない!
だから、このお下がり制度が
成り立っているのだと思います。
みんながみんなお下がりなので、
全然恥ずかしくないし、
成長に合わせて買い替える事も可能。
ホントに素晴らしい!ありがたい!と、
入学当時はとても感動しました。
で、話は娘のブレザーに戻りますが、
卒業したら、また下級生に着てほしい!
素人レベルで私がお直しをしたら、
販売会に出せなくなっちゃうかも!
そんな義務感から、
ちゃんとしたお直し屋さんに出したという訳です。
対応してくれたのはベテランの年配店員さんで、
ヘム(袖口の折り返し)を伸ばすだけだと
1センチしか伸ばせない事、
3センチ伸ばしたいなら内側に別布を足して、
仕上げないといけない事、
制服の生地ならあるから、こちらで合わせますよ、
と、とても丁寧に説明してくれました。

私ではそこまで出来ない事を瞬時に悟り、
「お願いします!」と即決。
価格は…4000円!笑
かくして、700円のブレザーを4000円かけて
お直しする事になったのです。
仕上がりはとても綺麗で、
すばらしい出来でした。
裏には丁寧に細い布が充ててありました。
これも誰かの制服のハギレなのでしょう。
これなら全然分からないから、
きっと来年の新入生も着てくれるはず!
娘も「良くなったね!」と万歳をして、
袖の伸びた事を確認していました。
一式制服を揃えた事を思えば、
4000円のお直しなんて全然です。
ちゃんと直せて良かったと心から思いました。
ちなみに、笑い話ですが、
お直し屋さんの店員さんに、
「あの…、私はカモシタなのですが、
刺繍のネームは“中村”なんです…
お下がりなので、ややこしいのですが…」と、
念のため言ってみたら
「素晴らしいですね!先日も3代着ているという、
学生服をお直ししましたよ」と
ニッコリして頂けました。
“中村さん”のブレザーは娘が何代目なのか
分かりませんけれど、
まだまだ綺麗に着ていける仕立ての良さです。
あと少し、娘がお世話になります。
中村さん、ありがとう!
これぞ、SDGs!
綺麗にまとめたところで
今日の雑談を終わります。
長々とお読み頂きありがとうございました。
皆様も、お直し、注目してみて下さいね。
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